2018/11/04
五年目259
「妖夢ちゃんちょっと付き合って」
「え、はい」
ということでカセさんからお誘いを受けたので川に行きました。
「なぜ川なんですか?」
「魚取ろうと」
「え、魚ですか」
「なんか取ってこいってY子さんが。はい行ってきて」
「人任せですか」
「そういうの妖夢ちゃんの役でしょ」
なんか腑に落ちませんが川に入りました。
この季節、以外に水の中は温かかったです。
本日のメニュー
・ニジマスの竜田揚げ
・豆腐のみそ汁
・厚揚げ
・納豆
「あはあ、ほいひい」
「満足いただけたようで。これはカセさんと妖夢ちゃんが取ってきてくれました」
「ぐっどじょぶー」
ぐっどじょぶーをいただきました。
頑張ったかいがあります。
「カセさんも川に入ったの?」
「いえ、妖夢ちゃんに全て任せました」
「そうよね。妖夢よね」
「そうです。妖夢ちゃんです」
なんか私の役だと決まっていました。
何故かは聞きませんでした。
なんか言われそうだったのね。
「それにしても私達は命を頂いてるんですね。身にしみました」
「……」
「……」
「……」
「なぜ変な顔してるんです?」
なんか笑うのを我慢している気がしたのでやっぱり聞きませんでした。
お魚は美味しかったです。
ごちそうさまでした。
今日も生きています。