2019/07/25
六年目157
昨日忘れていたので今日はユーさんを向かいに行きました。
もちろんきゅうりを持っていきます。
「こんにちは。暑いですね」
「あー、何の用だよ?」
「ユーさんを引き取りに」
「今作業中だから手が離せないんだ」
「そういえばおみやげにきゅうりを持ってきました」
「よし、ここいらで休憩にしよう」
にとりの現金さはぶれません。
おやつにしました。
本日のおやつ
・うめきゅう
・きゅうりとブロッコリーのナムル
「なんだこれ? なんだこれ?」
「ナムルだそうです」
「ほえー、器用にやるもんだね」
「にとりが言うのもおかしな気がしますが」
「うちらとは別の器用さだよ。きゅうりってったらまるかじりが一番手っ取り早くていい。だけど作ってもらうならこういう方が嬉しいもんだ」
「そういうものですか」
「時は金なり。一番早くてそこそこうまいならそれでいいんだ」
たかがきゅうりの話ですが、なんとなく河童の生き方の真髄を見た気がします。
なるほど、このぶれなさが河童の技術力を構成しているのなら納得です。
私も河童のように芯のある強さを持ちたいものです。
……まずはやっぱり、素振りですね。
基本は大事です。
暑いので少し控えめに頑張ってきます。