2019/10/13
六年目237
「よむー」
「うわどうしたんですか」
幽々子様がびしょびしょになって私の部屋に入ってきました。
「はやくこれで拭いて下さい。すぐお湯の準備をしますので」
「よむー」
なんかよむーとよく鳴いていました。
そういう生き物なのでしょう。
死んでますが。
本日のおやつ
・さくさくチョコパイ
「幽々子様がお風呂入ってる間焼いておきました」
「ちゃいぽー」
どうやら昨日の雨でどのくらい川の水が増えたのか気になり里におりたら
妖精たちの水遊びに巻き込まれたようです。
「困っちゃうわあ」
「……」
「どしたん妖夢ちゃん」
「Y子さん、思うんですが。幽々子様みたいな人が妖精程度の水遊びに巻き込まれますかね」
「その心は」
「遊んできたのではないんでしょうか」
「妖精と?」
「チガウヨ」
なんか違ったみたいです。
私の勘違いでした。
まさか幽々子様とあろうお方が妖精と遊んできたなど。
勘違いで良かったです。