2020/12/12
「おかしいです!」
「おかしくない」
「え、なになに」
朝からカセさんと言い合いをしてしまいました。
間にY子さんが入ってきましたが一度体が温まった私は止まりません。
「なんで喧嘩してるの」
「喧嘩じゃないです。意見交換です」
「にしては声が台所まで聞こえたんだけど。カセさん、なに」
「妖夢ちゃんがつっかかってくる」
「つっかかってません。カセさんがわからずやだから!」
「何でもめてるの?」
「餃子」
「は?」
「タレです」
「は?」
Y子さんは呆れたようにため息をついておだいどこに戻って行きました。
本日のメニュー
・餃子
・山盛りキャベツ
・中華スープ
・チャーハン
「だってタレはおしょうゆがないと始まりません。もぐもぐほら美味しいです」
「酢オンリー」
「じゃあ酢だけ飲めば良いのでは」
「それを言うなら妖夢ちゃんはしょうゆ飲んでれば?」
食事中も止まりませんでした。
幽々子様はずっと笑っていてY子さんは呆れています。
「酢だけなんて美味しくありません。酢を多めに入れるならわかります」*1
「一回やってみてよ」
「やです。しかもそれ酢だけじゃないですよね」
「酢ラー油」
「頑なにおしょうゆを入れませんね」
「食べてみなさいって」
「……やです」
結局食べませんでした。
あの時は頑なでしたが、ちょっと試せばよかったと思います。
酢ラー油……どんな感じなのでしょう。
*1 2014/03/28