👻キャラ紹介「ツシマ」「ノゾっち」「ナコ」「イマナ」を更新しました👻

2021-01-22

2021/01/22

「どうも、『妖夢ちゃんはともかく』です」*1
「お、自意識の塊が来たぞ」
「入りな」

 今日も今日とて秘密の飲み会です。

 本日の秘密のメニュー
 ・ウイスキーのお湯割り
 ・あまりチャーシュー
 ・ゆでオクラ
 ・ゆでブロッコリー
 ・ゆでコーン

「そんな気にしてるの」
「だってカセさん私のこと馬鹿にするんですもん」
「してないよ。可能性を示しただけで」
「ほら!」
「……客観性だな」

 話を聞いていたフミタさんがしぶい声で言いました。
 どういう事かわかりません。

「貴方は道を歩いています」
「……カセさん、何か始まりました」
「いいから聞いてな。フミタ、続きを」
「そこには妖夢、幽々子様、カセが会話をしています」
「え、私誰なんですか」
「いいから想像してみ」
「はい」
「会話をしていると、ふと不快な匂いがしてきたようでカセが顔をしかめます」
「ふむ」
「カセはお昼にラーメンを食べました。そういえばにんにくが効いてたなと思い出します」
「ほうほう」
「さて、カセはまず何をするでしょう」
「……自分からにおってる可能性があるので、お風呂に入る」
「昨日の通りだべ」
「だべです」
「さて続きだ」

 ここからは昨日の続きではありません。
 想像上のお話です。

「もう一度二人のもとに戻り服も着替え会話を続けますが、やっぱり匂いは漂っています。さて誰からだ」
「それは」
「ぽわぽわくすくす笑っているここの主か、オーバーアクションでおやつに食べたいちご大福を褒めている従者、どっちがにんにくくさそうか?」
「……じゅ、従者が怪しいです」
「だろ? だからカセさんの思考は?」
「まちがってないです!」

 なんか見事にフミタさんに論破されてしまいました。
 こういうのを論破というのでしょうか。
 わかりませんが何も言えません。
 あれは当然の結果ということです。
 正解は私達二人からにんにくの匂いが漂ってるなんて想像もしません。

「はー、カセさん、うたぐってすみません」
「いいよ。おかわり」
「ははー」

 誤解がとけて安心です。
 客観性、大事です!

*1 2021/01/21