2021/11/01
「ひい寒い」
朝、空気を吸おうとお庭に出てみました。
もうすっかり息が白いです。
気づいたら冬になっていました。
ちょっと前は半袖一枚で外に出ていたなんて信じられません。
「おーう、妖夢ちゃんもやるー?」
「さすがに恥じらいを持って下さいフミタさん!」
フミタさんが上半身裸で乾布摩擦をしていました。
信じられません。
本日のメニュー
・トースト
・コーンスープ
・トマトきゅうりサラダ
・ゆでウインナ
・ゆでブロッコリー
・スクランブルエッグ
「おーあったかあったか。コーンスープうまうま」
「フミタさん、本当にあんなのやってたら死にますよ」
「ナイス幽霊ギャグー」
そういうつもりで言ってません。
「幽々子様、フミタさんさっき裸で乾布摩擦してたんですよ」
「あら良いわねえ。明日私もやっていい?」
「駄目です」
「駄目です」
「あれフミタさんも?」
フミタさんも否定していました。
というよりも私よりも早く駄目ですって言ってました。
「幽々子様は流石に駄目です。私が許しません」
「よ、ようむー」
「フミタさん、確かにフミタさんの言うとおりなんですけどまさかフミタさんがそんなことを急に言うので幽々子様が可愛く困ってますよ」
「よむー」
「だって駄目だろ幽々子様が裸なんて! 白玉楼全体の品格に関わるわ!」
「フミタさんそこまで言えるんですね」
もうこの人はどこまで真剣でどこまでふざけているのかわかりません。
とりあえずちゃんとみんなの事を考えているのはわかります。
「幽々子様、やるなら部屋でこっそりやりましょう」
「あい……」
「あとナコさんまじでやべえから睨むのやめて」
気づいたらナコさんがおだいどこから睨んできていました。
悔しいのでしょうか。
幽々子様が乾布摩擦やるときはちゃんと呼ぶので許して下さい。