2022/02/01
本日の秘密のお酒
・グレープフルーツサワー
・オクラの和え物
・わさび漬け
・和風クリームシチュー
「我々は今年に入り一ヶ月何をこなしたか。だん!」
「あ、フミタさんそれは」
「妖夢ちゃんのマネしてみた」
流石にお酒の入ったグラスをだん!とするのはいけないので口でやるそれです。
「まずカセさん聞かせてくれ」
「まさか昼食べたクリームシチューが和風になって帰ってくるとは。Y子さんに感謝」
「おつまみの感想じゃなくて」
「……例年より早めに布団と毛布のあれこれが早く終わってる」
「仕事のことダメ禁止」
「何を言わせたいんだ」
「我々はこれから何を出来るかということだ!」
「わあフミタさん宗教家の人みたいです」
「だろ? 照れるぜ」
「これ一番ほめられてるか謎だな」
なんかちょっと前に里でしてた演説っぽかったです。
聞くと眠くなってくる所とか。
「妖夢ちゃん、一ヶ月何をこなしてきたか」
「……日記を確認してきていいですか」
「その時点でアウト。自分の行動を把握しきれてない。なあなあで生きてんだよお前は!」
「半分しんでますけど」
「ナイス幽霊ギャグ!」
結局フミタさんが何を言いたいのかわかりません。
「つまりだな」
「その言葉を聞きたかったです」
「……一ヶ月かけてちょっと曲作ったんでけど聞いてくれない?」
「え、音楽ですか?! すごい!」
「早くやれ。さておかわりを」
「私の演奏で飲む気満々じゃねえか!」
その後なんとかギターでフミタさんが一曲演奏してくれました。
いい音でした。
そして曲でした。
「いい音ですね。いい曲です」
「今私感想貰った?」
「妖夢ちゃん、中身がなさすぎてフミタが感想だと認識できてないよ」
と言われてもむつかしいです。
音楽はなんかこう、なんとなくいいと感じるものです。
言語化出来ません。
「フミタ」
「お、カセさんなに感想?」
「自分の言いたいことを紛らわすために私らに無茶振りするんじゃない」
「それに関してはすまん」
そして普通に怒られてました。
ともかく良かったので、なんか、こう、すごいです。
音楽って一人で作れるんだと感動しました。
プリズムリバーみたいなそれ専用の人しか作れないのかと。
聞き方はともかく、フミタさん、尊敬です。
私も何かしたいなあ。