2022/06/29
特に何もない日だったので里に向かったら、ちょっと出店が出ていました。
なんでも今度ある夏祭りの準備がてらいくらかのお店を開いているとのことでした。
「ははあ、これは喜んでお手伝いさせていただきましょう」
今日のお昼は出店で済ませることにしました。
本日のメニュー
・焼きとうもろこし
・豚汁
・焼きしいたけ
「はふはふ。これはぜいたくです」
「ねえそのしいたけ何味?」
「マヨ一味です。他にもいっぱいありましたよ」
気づいたら咲夜が隣にいました。
こういうごはん大好きな人です。
「これ持ってて」
「あはい。とうもろこしはあっちで、焼きしいたけは魔理沙のとこです」
「おうきた」
お買い物かばんを私に持たせてすたすた買いに行きました。
これがしょうしゃというやつです。
おうきた。
「ありがと」
「早いですね」
「移動時間ゼロですから」
咲夜はもぐもぐとしいたけを食べ始めました。
しかもお酒も持っています。
メイドってこんなに自由なのでしょうか。
私も頂こうかと思ったのですが、幽々子様になんか言われそうなのでやめました。
「咲夜は言われないんですか?」
「『くさい!』って言われるわね」
「えー……」
「だからわざと近づいて会話するの」
「主人のことどう思ってるんです?」
主従関係もいろいろです。
もっとも、咲夜の所は特別な気はしますが。
紅魔館、変な所です。