2022/08/01
「あつい……あついです……」
とてもやることが無いので里に向かったのですが、つく頃にはへとへとになってしまいました。
こんな暑い日にはかき氷などをやるのが一興だと思い甘味屋に向かいました。
「あつい……」
「……」
「わあもっと暑そうな人が!」
「し、しぬ……」
今泉さんが木陰で丸くなっていました。
土の上は冷たいらしいですが、里でやるには少しばかり目立ちすぎます。
「今泉さん、急いでかき氷食べに行きましょう!」
「最高のお誘い……頑張る……」
厚着の今泉さんを引っ張って甘味屋に走りました。
私たちは必死です。
本日のおやつ
・かき氷(レモン)
「今泉さんお店のうちわがありました。あおいでいるので急いでかき氷をかきこんでください!」
「しゃぐしゃぐ……冷たいー……ありがとうー……」
今泉さんはかき氷を一瞬で飲み込んでもう一つ頼んでいました。
それほど今日は暑いです。
あとすごく厚そうです。
「半袖とかは無いんでしょうか」
「ほら、今日とか月10歳くらいだから……」
「10歳?」
「ちょっと満ちてるのよーう」
狼の部分があれになってしまうようです。
それは乙女のあれなので私からあれこれ言うのはあれです。
「かき氷がなければしんでましたね」
「冗談じゃなくしんでたわね」
「ちなみにあの世も暑いので、結構つらいですよ」
「……世知辛いわねえ」
世知辛いのかはわからなかったですが、この暑さからは逃れられません。
かき氷をいっぱい食べてやり過ごしましょう。
はやく夏切れるようになりたいです。