2022/08/23
今日は天気が良かったので、紅魔館の図書館に本を借りに行くことにしました。
「Y子さんおはようございます」
「おはよー」
「今日紅魔館に行くのでもし何かがあればお願いします」
「お、そういうの待ってた」
なんか待っていたようです。
私はY子さんに何を持たされたのか聞かないまま図書館へと足を運びました。
「パチュリーさんこんにちは。これお土産です」
「いつもどうも」
「ちなみに私も何が入ってるかわからないので後で一緒に食べましょう」
「……毒?」
「そういうのではないです」
危ないものは持たされないはずです。
きっと。多分。
本日のおやつ
・九色マシュマロ
「……毒?」
「……そうかもしれないです」
Y子さんが盛らせてくれた風呂敷には、赤、青、黄、オレンジ、紫、緑、ピンク、白、黒のマシュマロが入っていました。
カラフルでとても食べ物には見えません。
「……小悪魔、白のやつちょうだい」
「あ、ずるいですよパチュリー様無難な所いくなんて」
「待って下さいこの黒いのはごまの香りがします」
「小悪魔、黒のも」
それぞれ匂いや味が少しずつ違いました。
面白いです。
「わかってても、紫は少し怖いわね」
「わかります。……あ、これなんとかベリーです!」
「小悪魔、紫」
「私は紫じゃありません」
パチュリーさんは恐る恐るですが、結局全部食べていました。
一番のお気に入りはピンクの桃風味だそうです。
「Y子さん、いただきました」
「おかえり。どうだった?」
「美味しいのもありますが面白かったです。ピンクが人気でした」
「呼んだー?」
「幽々子様のことは何も言っていません」
ああいうお菓子はお土産には最適です。
Y子さん、そういうのが本当にうまいです。
尊敬です。