2022/11/04
「妖夢これ妖夢私はお仕事が今日の妖夢すき焼きよ晩ごはんはお仕事終わりよ」
「ちょっとむつかしかったけどわかりました運動してきます!」
幽々子様は何を言っているかわかりませんが、今夜はすき焼きです。
私は本気で修行をこなしました!
本日のメニュー
・すき焼き
「……」
「……」
「……」
「気にしないで下さい。早く幽々子様いただきますを」
「あ、うん……」
顔を怪我しました。
結構痛々しいので包帯でぐるぐるまきにしましたが、逆にそれが皆さんに気を使わせたのかもしれません。
「口は開くので大丈夫です。左目近くまで傷があるのでしばらく右目を酷使しますが」
「……妖夢ちゃん」
「なんでしょうY子さん今日も美味しいですよ」
「私そっちのこと全然わからないけど、ね? わかるわよね?」
「まあその、ちょっとお転婆しすぎました」
「そのレベルの怪我じゃない気がするけど」
カセさんは修行場に居たので私の怪我の具合をしっているのでそんなことを言っていました。
確かに久しぶりに大怪我をしましたが、こんなものへでもないです。
「妖夢、これ妖夢、たしかにけしかけたのは私だけど、そんなことになることないじゃない」
「でも血を失ったおかげでごはんを食べる口実が出来ました」
「……うちの子がご迷惑をかけて」
「いえ」
「大丈夫です」
なんかいっぱい心配されました。
なので少し甘えてすき焼きの卵を三個も使ってしまいました。
包帯を変えるのが少し面倒ですが、怪我なんてあの頑固爺が居た頃は日常茶飯事です。
今は少し平和ボケしているくらいです。
明日も平常運転でいきましょう。
剣士たるもの、怪我の一つや二つでへこたれたらいけないのです。