2022/12/23
清掃の方々が年末の掃除をしていたので、今日は一日お手伝いでした。
「んあーこれなんだよ捨てるぞー」
「大変ですねえ毎年」
「これ毎年する必要あんのか?」
「なんか夏にもやった気がします。その時もフミタさんと」
「そだっけー?」
白玉楼の皆さんは普段余ったものをこの倉庫に放り込む癖があるのです。
駄目だと思います。
「なんだよもー。妖夢ちゃんこれ外出して」
「ほい」
「軽々かよ。……お?」
「……」
髪がぼさぼさのイマナさんが来ました。
なんか何ヶ月ぶりくらいに見た気がします。
「……」
「……おい」
「……」
「おいおいおいおい」
なんかよくわからない壺みたいなのを置いて走ってどこかに消えました。
余計なものがまた増えます。
「あいつこの野郎まじで逃げられたわ」
「この壺どうします?」
「捨てろ捨てろ」
「……中になんか入ってますよ」
「おう?」
中に缶詰が入っていました。
本日の秘密のおやつ
・焼き鳥の缶詰(たれ)
・焼き鳥の缶詰(塩)
「……」
「……」
食べるか悩みましたが、年末の浮かれ具合が私達をおかしくしました。
「……食える」
「ほんとだ。別に変な感じしませんね」
「今日の夜なんかなっちゃったりな」
「まさかー」
今のところ大丈夫です。
お腹壊したらフミタさんと一緒にイマナさんに文句言いに行く約束したのできっと大丈夫です。
きっと。