2023/01/26
里でお菓子を食べていたら鈴仙に合いました。
阿呆です。
理由は簡単です。
「おいっすー。おーさむさむ」
「どうも」
「何それ。おいしそ」
「タルトなんて小洒落たものが出ていました。迷わず注文です」
「んー私もそうしようかな。寒いからアップルパイでも良い」
「寒いですよね」
「ん? 寒いけど」
ならなぜスカートなんでしょうか。
タイツのようなものを履いているようですが、寒いに決まっています。
鈴仙は阿呆です。
本日のおやつ
・チーズタルト
・アップルパイ
「ほいひ」
「一口ください熱いうちに早く」
「……必死か」
「んままま」
あっついアップルパイも美味しかったです。
和菓子屋さんでこんな小洒落たお菓子が食べられるとは里の甘味処もなかなかやります。
「キャロットケーキとくらべてどうですか?」
「あれは殿堂入りだから」
「きも……そうですか」
「今キモいって言わなかった?」
「キモいの『い』は言ってないですよ!」
「ほぼ言ってるじゃない!」
だって気持ちが悪かったんですもん。
気持ちが。
気持ちが悪かったです。
キャロットケーキがまずいとは言いませんが、本当に百回中九十九回は食べてる気がします。
鈴仙は阿呆です。
気持ちも悪いです。
きっと友達少ないんでしょうね……