2023/07/21
うだるような暑さ、とは今日の事を言うはずです。
たぶん頭から湯気が出ています。
そのくらい暑いです。
「あ~甘味処で氷でも」
「私も私も」
気づくと背後に咲夜がいました。
今日のメイド服は、いつものゴテゴテが無く涼しそうでした。
「アイデンティティなんて言ってられないくらいの暑さですわ」
だそうです。
本日のおやつ
・かき氷(金時)
「冷たさと甘さがしみます……」
「じゃくじゃく」
丼ごはんのように咲夜は氷をかきこんでいました。
暑かったのでしょう。
私はなんとなく里に来ただけですが、咲夜はお買い物とかなんとか色々用があって来たはずです。
お疲れ様です。
なんかすみません、何も用がないのに氷を食べて。
「夏祭り聞いた?」
「あ、鈴仙から。里のも山のも参加ですよね?」*1
「もろちん」
「たこ焼きが食べられるそうで」
「たこ焼きは食べておかないといけないわね」
「たこ焼きですからね」
「たこ焼きたこ焼き」
「たこ焼きたこ焼き」
たこ焼きたこ焼きと言いながら氷をかきこむのは少しぞっとする光景だったと今なら思います。
でも暑かったから、暑かったから仕方がないのです。
いくら瀟洒でも暑さには勝てません。
早く、秋来てください秋!
夏はもういいです!
*1 2023/07/18