2023/10/24
「妖夢、これ妖夢」
「はい幽々子様。ここに」
「Y子さんからの言伝よ。これはメモメモ」
「メモメモ。ええと、これは一体」
「拾ってきなさい」
「え」
「拾ってきなさい。きのこをさあ」
今日はきのこ鍋なので、山に行きました。
今日の夕ごはんは私にかかっているのです!
本日のメニュー
・ちょうヘルシーきのこ鍋
「カセさん、これも私、これも私です」
「頑張ったね」
「はい!」
「妖夢ちゃんは謙遜という言葉を知らないよね」
「はあい!」
「妖夢、カセさんの皮肉よ」
「はああい!」
勢いだけはありました。
なぜなら、いっぱい取ったからです!
「美味しいじゃないの妖夢」
「美味しそうなのを選びました。たらふく肉厚なやつです!」
「うん美味しいよ」
「ですよねカセさん!」
「もっと種類欲しかったわ」
「Y子さんにもいっぱい褒められてます」
そう思い込むことにしました。
Y子さんが買ってきたきのこも入っていますが、私が取ってきたのも四か五種類もあるので十分です。
「これ、面白い形」
「それも私です」
「たしかにこれは妖夢ちゃんだ」
「違います、取ってきたのがです」
「この妖夢美味しいわ」
「きのこ扱いしてます?」
なんか結局、その後きのこ扱いされました。
私が取ってきたのに。
きのこがきのこを取ってきて悪いですか。
いや、誰がきのこでした。