2024/05/01
本日の秘密のお酒
・良いウイスキー
・枝豆
・大根の浅漬
・厚揚げステーキ
・余り物の肉じゃが
「乾杯」
「ふいー今日もつかれたな妖夢ちゃん」
「ですねーフミタさん今日はゆっくり飲みましょう」
「私キレてるよ」
「んじゃそろそろ解散ということで」
「おやすみなさい」
「座ってふたりとも」
カセさんがキレてました。
心当たりしか無いです。
「……」
「……」
「自然と正座したってことはわかってるね」
「うす」
「あい」
「昨日私に黙ってお酒を飲みに行ったね。しかも夜市とかいう楽しそうなやつ」*1
「はい」
「はい妖夢ちゃん」
「今日はずっと前からカセさんがウイスキーを用意してくれると言ってました」
「うむ」
「でもカセさんは最近連続で飲まないようにしているので、昨日は誘えませんでした」
「なるほど。理にかなっている」
「はい」
「ばちん。フミタ」
「なんで手上げただけでビンタされたの私」
「フミタさん、意見あるなら言ってください」
「いや……私誘ったんだけど」
「え。どういうことですかカセさん」
「誘われた」
「ではなぜキレているのでしょうか」
「そんでなんで私今ビンタされたん?」
「もっかい誘われたかった」
「……」
「もっかい誘われたかった」
「聞こえてます」
ただ面倒くさいだけでした。
フミタさんが正座をやめたので私もやめました。
「最近私へのビンタ軽くね?」
「私はしてませんよ」
「カセさんからの」
「いやまあそれは」
「もっかい誘われたかった」
「おう妖夢ちゃんさそってやれよなんか同じことしか言えないオウムみてえで怖いわ」
「カセさん、夜市は定期的に行われてるみたいなので今度は行きませんか?」
「んーどうしよっかなー」
「おい無視しろ妖夢ちゃんめっちゃめんどいぞこの人」
「今初めてカセさんを無視していいやって思いました」
カセさん今日は面倒くさかったです。
でもまあ、今度は一緒に行きましょう。
行かない理由がないので。
外でのはずれ会、楽しみです。
*1 2024/04/30