2024/05/24
図書館に用があったため、紅魔館に行きました。
門の前がなにか騒がしいです。
「あたい」
「でも貴方が食べられるのあるかしら……」
「冷やし中華……は屋台にないか流石に」
「あたい」
今泉さんと氷精が門番に加わっていました。
「ども。にぎやかですね」
「あらーこんな所で会うのね。貴方もラーメン待ち?」
「ラーメン待ちしてるんですか今泉さん」
たまに紅魔館の前に屋台が通るのです。
今泉さんは一度食べて以来、すっかりフアンになったようでした。*1
「でね、この子もなんか気になるって言うから」
「あたい」
「でも氷精に食べられるものがあるでしょうか」
「やたい」
「この子、夏にかき氷の屋台やってるでしょ? なんか見てみたいらしくて」*2*3
「みたい」
「でも屋台のラーメンも神出鬼没ですし、貴方熱いラーメン食べたら溶けるのでは?」
「よねー」
「でもべんきょうがてららいばるのしさつをするのはけいえいしゃとしてとうぜんそれがべつじゃんるのさーびすだとしても」
「なるほど」
なるほどと言いましたがあまりわかりませんでした。
美鈴さんもうんうんうなずきながら鼻ちょうちんを膨らませていました。
「私、図書館に行ってきますので」
「はーい」
「どぞー」
「あたい」
そして用を済ませて戻ると、誰も居なくなっていました。
美鈴さんがうんうんうなずきながら鼻ちょうちんを膨らませています。
「あれ、帰っちゃったんですか」
「なんか里の方に居るという風の噂を聞いたようで」
「ほえー」
「妖精はそういうの得意だからね」
「あ、じゃあ二人で食べましょうこれ」
「お、やった」
本日のおやつ
・黒糖かりんとう
「相変わらず美味しいねこれ」
「ですよね。二人の分も残しておいたのでよかったら美鈴さん食べて下さい」
「助かる。とても」
「は、はい」
なんかいっぱい感謝されました。
お腹空いていたのでしょうか。
ともかく喜んでくれたなら良かったです。
二人はラーメン食べられたのでしょうか。
今度会ったら結果を聞いてみましょう。
*1 2023/11/10
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*3 2023/09/09