2024/06/21
「妖夢ちゃーん妖夢ちゃーん」
Y子さんに呼ばれました。
二度呼んだということは結構重要です。
「はーいってこれなんですか」
「わかんないでかい風呂桶」
「でかい風呂桶」
「さっき里の配達の方が運んでくれたんだけど」
「ああ、あの世もこの世も関係ない屈強な運び屋さんですよね」
「これかついできた」
「すごいですね」
「これ誰が頼んだの?」
「え、知らないです。幽々子様呼んできます」
とりあえずでかい風呂桶はY子さんに預けて幽々子様を呼んできました。
「あら届いたの」
「幽々子様でしたか。これなんですか?」
「何言ってるの妖夢が言ったんでしょ」
「え?」
「バリアフリー」
「……」
カタカナはちょっとわからないです。
「あのいいからこれどうするか言って下さい」
その前にY子さんが限界でした。
本日のおやつ
・水ようかん
「あ、あの例のあの時の!」*1
「そうその例のその時の」
「あーでもだいぶかかりましたね」
「もうお花見も終わったからね」
うちの宴会に人魚の人がきても良いように水場を用意してくれたんです。
幽々子様にしてはなんだか珍しい特別対応です。
「でも妖夢」
「はい妖夢」
「夏場にここにお水をいれてパチャパチャとやるのもまた一興でしょ」
「幽々子様って天才ですね」
天才でした。
紅魔館がやってたプールみたいなものです。
人魚用とは言ってましたが実質自分たちで楽しもうという魂胆でした。
今度ためしでやってみることになりました。
楽しみです!
*1 2024/03/23