2024/07/26
部屋で瞑想をしていると、ふすまがノックされました。
ノックしてくれるのはカセさんです。
「妖夢ちゃん、はい」
「どもども。わあひまわりが。最近幽香さんの所行けてないのでこういう時新聞は便利ですねえ」
最近暑すぎてあまり外に出ていません。
里のおつかいくらいでしょうか。
「まあこうも暑いとね」
「ですよね」
「そういえば新聞に書いてあったけど里の夏祭りには行かないの?」
「それは別の話です」
行くに決まっています。
本日のおやつ
・水ようかん
「ということで幽々子様、今度里の夏祭りにいってきます」
「ゆー」
暑さと忙しさでほとんど溶けていました。
夏は幽々子様が大忙しの季節です。
「幽々子様のおみやげは何が良いでしょう」
「幽々子様のもみあげはくるるんキュートよー」
「Y子さん、これはだめになっちゃってるのでは」
「もう当分まえからダメよわが主人は」
暑さと忙しさは主人をも変えます。
ああ恐ろしいや自然の力。
「なんか涼しそうなものか、力が出そうなの買ってきます」
「焼き鳥と焼きしいたけと焼き氷ー」
「わかりました。多分最後はかき氷だと思うのですが持ってくる間に溶けちゃいますよ」
「炭火のやつー」
「善処します」
私なら出来ると思います。
ここは主人のため、かき氷を溶かさずに弾幕ごっこばりの瞬間移動で買ってくるとしましょう。
そのための従者なんですから。