2024/08/28
甘味処でたまたま出会った鈴仙もこの後行くとのことだったので私も山に行きました。
ユーちゃん体調が気になります。*1
「薬屋ですどうも」
「ユーちゃんどうですかにとりさん」
「なんか騒がしいなあ」
休憩中だったのか、きゅうりをしゃくってる所でした。
「ああ、どうも。美味しく頂いているよ」
「これ新しいやつを。料金はこれで」
「はいはい」
「鈴仙、それ私も一本買えるんですか」*1
「いいけどこれ河童用よ。私も飲んだこと無い」
「別に河童だってあんたらと同じだから飲めるよ」
にとりさんに河童ドリンクを一本もらいました。
そのあと「ユーちゃんはまだだけど数日後取りにきなよ」とこしょこしょ言われました。
きっとY子さんのきゅうり料理待ちです。
河童はそういうところ、しっかりしています。
本日のおやつ
・河童用抹茶色ドリンク
「あ、炭酸平気?」
「炭酸平気ですごくー!」
「どう?」
「……鈴仙」
「何よ」
「こんなの売りつけてるんですか」
「こんなのって何よ」
「そしてそのこんなので喜んでるわたしたちが阿呆みたいじゃないか」
ちょっと私の口には合いませんでした。
飲みかけのはにとりさんに奪われました。
ちょうどよかったです、ちょうど上げようと思っていたので。
「炭酸の、深みの、青臭さが、少し機械の味がします……」
「あんた機械食べたことあるの?」
「何だろね私らは普通に飲んでるけど」
「成分は師匠しかしらないから」
「これ飲むとギンギンで仕事ができるようになるのさあ!」
なんか怖かったです。
その後は水をいただいて帰りました。
やっぱり河童用は河童だけのものです。
幽霊用が出たら私も飲みたいです。
そんなのあるかわからないですが、あのお医者さんなら作りそうです。
*1 2024/08/24