2024/11/03
「ばざす」
「おはよう。よく来たわね」
「来ました。……なるほど」
「あ、妖夢さんいたんですかおはようございます」
ナコさんがいました。
今日の朝、元気な清掃グループの方はいませんでした。
昨日のお疲れ様会のせいです。
「私が起きたときね」
「はい」
「カセさんとフミタさんがイマナさんの部屋に突撃している所だったわ」
「今朝の大きな声はイマナさんだったんですね」
「今日の清掃の皆にはお休みを出しました」
「それがいいと思います。ところで幽々子様」
「何かしら」
「喋りづらくないんですか」
「もう慣れましたわ」
ナコさんが幽々子様の眼の前でくねくねしていました。
なんか久しぶりの感じです。
幽々子様とY子さんとナコさん、珍しい朝ご飯でした。
本日のメニュー
・昨日の炊き込みごはん
・昨日の唐揚げ
・ナコさん特製ジャーマンポテト
・ナコさん特製オムレツ
・具だくさんおみそ汁
「今日はすべてナコさんが作ってくれました」
「私が温めたりしました」
「Y子さんが温めたりしてくれました。ありがたくいただきましょう」
「昨日の残り物が多くてすみません幽々子様」
「それはいいのだけど食事中は離れましょうねナコさん」
「はい……」
残念そうにナコさんがおみそ汁をすすっています。
あいかわらずです。
「これ妖夢、今日の予定は」
「お昼寝したあとお庭のあれです。ここ数日できなかったやつです」*1
「うむ。Y子さんは」
「清掃の連中が起きるまでにお昼作って、あとは普段通りです」
「よろしくね。ナコさんは?」
「Y子さんを手伝ったあと今日の幽々子様との蜜月朝食を書にしたためます」
「無理しないでね」
そんな蜜月朝食でした。
清掃の方々はお昼から夕方くらいに起きてきて、Y子さんのおにぎりを死人のように食べていました。
体を張った幽霊ギャグです。
お疲れ様でした。
*1 2024/10/31