2025/01/07
「私が来ましたー」
「あ、妖夢さん来たぞツシマ」
「えー妖夢さんどこどこ」
「相変わらずここは歓迎が素敵ですね」
なんか触っとかないと、と腕とかを触られました。
ツシノゾの二人は私を何だと思っているんでしょうか。
「朝食の時にカセさんからここに来るように言われたのですが」
「たぶんフミタさんの所っすね」
「ありがとうございます。してフミタさんはどこに？」
「ツシマ」
「ええと、今日のフミタさんは……倉庫ですね」
「嘘でしょう？」
倉庫の掃除は最近しました。*1
もう当分しなくていいはずです。
「倉庫の整理だったら逃げます」
「いってらっしゃーい」
「またはずれ会参加させてくださいー」
後輩と名残惜しい別れでしたが、しぶしぶ倉庫に向かいました。
「おーす」
「……倉庫の整理ですか？」
「構えるんじゃねえよ。今日は風呂。ちゃらっと掃除して昼風呂決めようぜ」
「いいですね！ でもなぜ倉庫に？」
「やべえもん見つけたから」
「やべえもん」
うちの倉庫はたまによくわからないものがあります。
誰が入れてるのかは謎です。
「これ見てみ。嗅いでみ」
「くんくん……なんか、ちょっと臭いですけど。なんですこれ」
「温泉」
「は？！」
「温泉のもと。コレいれると温泉になるらしい」
「そんな魔法みたいなことが」
「やろうぜ！」
「やります！」
ということで今日はお風呂掃除をしっかりと決めました！
本日のおやつ
・牛乳
「やっぱり牛乳やな」
「ですねー」
「いやーでもやっぱり本当の温泉には適わないけど」
「まあいい感じでした」
「また温泉行きてえな」
「行きましょう！」
温泉のにせものはまあまあでした。
今度は本物の温泉に行きたいです。
また絶対に。
*1 2024/10/31
