2025/01/15
「ふんふんふーん、あ、カセさん休憩ですか」
「しっ」
「え」
「ここ見て」
居間に座っているカセさんが居るなと思ったら、それを枕に寝ているY子さんが居ました。
すやすやです。
「失礼しました。小声で喋ります」
「うん、あのさ」
「なんでしょう」
「足がもう結構限界なんだけどどうすればいいかな」
「……交換します?」
「妖夢ちゃんの硬い足じゃいや」
「あれ起きてる」
「いやがられました」
「私の足は柔らかいってのか」
「カセさんの足は柔らかくて張ってて美味しそう」
「なんか怖いんだけど発想。起きてるならどいて」
「もすこし」
「しょうがないな」
「あの、いちゃいちゃしている所悪いんですがナコさん来てますよ」
「ぴゅん」
Y子さんはぴゅんとおだいどこにすっとんで行きました。
本日の秘密のおやつ
・焼き干し芋
「うん焼くとまた美味しい。最高です」
「妖夢ちゃん、Y子さんはたまにああなるんですか?」
「たまにああなりますが、言い過ぎると多分後ほど首を締められたりするのであまり言わせないで下さいナコさん」
「干し芋まだありますよ?」
「誘惑もよしてください」
でも干し芋は二本頂きました。
内緒のおやつです。
「良いものを見れましたね」
「Y子さんは結構あまえんぼですよ」
「それは存じてますが、私にはしっかりとした所を見せたいようで」
「なるほど」
「珍しくて良いものを見れました」
「たまに朝ああなってるんで覗いてみてはいかがでしょうか」
「おほほ妖夢ちゃんったら。はい干し芋」
いっぱい頂きました。
これからたまに覗かれるかも知れません。
まあ、Y子さんの可愛い所は皆見るべきですし。
大丈夫でしょう。