2025/01/23
今日の夕ごはんはおでんでした。
おでんのおつゆとごはんの相性は抜群です。
「食べた……」
「これ妖夢、食べ過ぎでまんまるになってるじゃないの」
「はい、おでんは美味しいので」
「私は少しばかりお散歩してくるわ」
「え、もうですか」
「どうやら食べたあとにお散歩をすると太らないと噂なのよ」
「そんな事実が。一体どこで噂なんです?」
「ちまた」
「ちまた……」
幽々子様はさささとお散歩へ出かけてしまいました。
しばらく居間で動けないでいると、おだいどこで片付けをしていたY子さんが戻ってきました。
「カセさん、おでんどうする?」
「もらう」
「え、もしかしてカセさんはずれ会に持ってくんですか」
「だし割り」
「ま、まさかそれは」
「おでんのだしで、日本酒を割る」
「……それって、罪なんじゃないんでしたっけ?」
「ほぼそう」
「ほぼそう……」
本日のはずれ会
・罪のおでん
・罪のだし割り
「ば……うぶ……」
「おいY子ちゃんこんなんなっちゃってんじゃねえかよ」
「Y子さん飲みたそうだったから……」
「ばすー」
フミタさんと私が行く前に、カセさんとY子さんでもう始まって終わっていました。
罪のだし割りはY子さんをだめにします。
「せっかくのY子ちゃんはずれ会参加だったのによう。赤ちゃんみたいになってんじゃねえか」
「それよりも私の布団がY子さんのよだれでべちゃべちゃになることを心配しない?」
「カセさん今日Y子さんの部屋で寝るしかないんじゃないんですか?」
「このY子さん放っておけないからここで寝るよ。妖夢ちゃんかフミタあとで予備布団持ってきてくれない」
「妖夢ちゃん頼んだ」
「じゃんけんで」
負けました。
今日はY子さんカセさん仲良く就寝です。
だし割りは美味しかったですが、お腹がぱんぱんだったのであんまり飲めませんでした。
カセさん、次はもっと早めに言って下さい。
ちょっとごはんを遠慮するので。