2025/04/03
「これ妖夢、今日は清掃に行きなさいね」
「あ、はい。カセさんよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。朝食終わって落ち着いたら来てね」
「はい!」
カセさんが昨日復活しましたが、やはり少しだけ日常に戻れていないそうなので今日は清掃のお手伝いをしました。
こういう時の魂魄妖夢です。
「来ましたー」
「あ、ツシマツシマ」
「ほんとだ。おはようございます妖夢さん」
「どもです。お二人とも元気ですか?」
「ぼちぼちです」
「妖夢さんちょっとこっちむいでください」
「あ、はい」
相変わらず後輩に触られました。
人気者は辛いです。
「おーう。今日うちと大広間と倉庫の整理な」
「えーフミタさんとですか。こんなに後輩に好かれてるのに」
「見世物にされてる動物にしか見えねえよ」
「……」
「……」
「なんでお二人共気まずそうに下がるんです?」
ツシノゾのお二人は居なくなってしまいました。
フミタさんのせいです。
「というか倉庫やるんですか」
「かるーくな。しっかりやるのは将来のわたしたちだ」
「えー……」
「今日は大広間中心にやって風呂洗ってコーヒー牛乳決めようぜ」
「しょうがないですねえ!」
「ごほうびを提示するとやる気出すのまじの動物っぽいな」
「……」
なんか図星すぎて嫌だったです。
コーヒー牛乳は美味しかったですけど。
フミタさんは真実を言うのでいやです。
たまには濁してほしいです。
本日のおやつ
・コーヒー牛乳