2025/05/03
お昼過ぎです。
お仕事もほどほどに部屋でのんびりしていると上がり口の方からかすかにどさりと音がしました。
急いで向かいます。
「カセさん!」
「……眠い」
「お疲れ様です……」
幽々子様とカセさんが外のお仕事から帰ってきました。
まるまる一日のお仕事です。*1
「これ妖夢、お風呂を沸かして」
「沸かします!」
「もうすぐ沸きますよー!」
Y子さんの声が聞こえてきました。
さすがの気遣いです。
「ええと、じゃあ私はどうしたらいいですか。カセさん何をお求めですか」
「お風呂入りたくてお腹空いて喉乾いて眠い……」
「全部!」
この世の全部でした。
とりあえずおだいどこです。
本日のおやつ
・Y子さんまんじゅう
・熱いお茶
「甘さって、生きるってことなんだ……」
「哲学ねえ……」
我々は死んでいますから。
幽々子様もしみじみ甘さを感じていました。
「カセさん、お風呂沸いたようです」
「いや、もう寝る。あとでいいや」
「それほどですか……」
「起きたら少しお酒飲んでいいよねY子さん」
「えーちょっとねー」
「カセさんカセさん」
「Y子さん、幽々子様も」
「えー」
なんとか王様(Y子さん)の許可をとり、今日の夕ごはんはお酒を飲みつついただきます。
楽しみです。
どんなお土産と、お土産話を聞けるのでしょうか。
私も外でお仕事……いや、なんか面倒そうなのでいいです。
私は庭師なので。
*1 2025/05/02