2025/09/22
「幽々子様……」
「これ妖夢、朝に亡霊のように立っているんじゃないのびっくりするでしょ」
「いやその」
「なんなの一大事じゃあるまいし」
「Ｙ子さんが」
「Ｙ子さんがどうしたの」
「とんかつを作りました」
「一大事じゃないの」
朝からとんかつ。
これは一大事です。
この大事なら朝から幽々子様の部屋の前に亡霊の前に立ってても良いのです。
本日のメニュー
・とんかつ
・山盛りキャベツ
・おくらのサラダ
・大根のおみそ汁
「揚げたてですよー早く座ってくださーい」
「さん」
「さん」
「さん」
「はい、さんって座ってくれてありがとうございます」
ということでさんって座ってとんかつです。
朝から揚げたてさくさくです。
「んもー食べすぎて仕事にならんよ」
「すごいですカセさんが文句を言いながらにっこにこのもっりもりです」
「とんかつだもんねえ」
とんかつはカセさんもにっこにこのもっりもりでした。
食べ過ぎちゃいます。
「食後、みんなで休憩しましょう」
「妖夢ちゃん、清掃に伝えてきて」
「面倒ですけどカセさんがいっぱい食べるの面白いので行ってきます」
「一言余計」
余計でしたが、行ってきました。
フミタさん側もいえーいと言ってたので安心です。
「いえーいとのことでした」
「とのことでしたはおかしいでしょ」
とのことでした。
朝からとんかつ、これはもうやる気です。
やる気を出していきます。
とりあえず！
庭の何かを！
