2018/2/4
四年目350
「第一回チキチキ! 納豆ごはん大会ー」
「うん」
「勝ちます」
Y子さんとカセさんで三人の大会です。
納豆ごはんに何を入れれば美味しいかの選手権です。
今日のごはんは納豆ごはんだけです。
幽々子様が居ないので出来る大会です。
バナナミルク選手権の雪辱を果たします。*1*2
「今日は勝つために来た」
「カセさん!」
まずはカセさんのです。
カセさんのセンスは良い意味でも悪い意味でもおかしいので恐ろしいです。
「白ごまチーズ納豆ごはん、白味噌のお味噌汁がけ」
「妖夢ちゃん、これ初っ端からすごいのが来たわよ」
「もうこれ一発目とか私達の出しづらくなりますね」
白ごまとチーズがたっぷりかけられた納豆ご飯にお味噌汁を少しだけかけます。
「ばかウマなんですけど」
「カセさんて料理というより錬金術得意よね」
カセさんが自慢そうに胸をはっていました。
悔しいです。
「最後だとプレッシャーなので次は私です」
抜け駆けして私から発表しました。
「わさびきざみのりめんつゆ納豆ごはんです。からしは無しです」
和風で攻めてみました。
「うん、美味しいね」
「美味しい」
やっぱり評価は普通でした。
ううむ、でも二位にはなりたいです。
「じゃあ私ね」
Y子さんが満を持して参戦です。
「ホワイトシチュー納豆ごはん」
「え」
「どうなんですかねこれ」
Y子さんが変わり種で攻めてきました。
カセさんのと同じくらいすごいです。
「うーん」
「美味しいけど」
「あれ、なんか不評?」
「単純にホワイトシチューが美味しいので納豆ごはんとは言えないような気がします」
「ね」
これはもう納豆ごはんの範疇ではないです。
なので順位はこうなりました。
1位 白ごまチーズ納豆ごはん白味噌のお味噌汁がけ
2位 わさびきざみのりめんつゆ納豆ごはん
別次元 ホワイトシチュー納豆ごはん
また最下位でしたが、二人しかいないのでなんとも言えません。
ともあれホワイトシチュー納豆ごはんは面白かったです。
今度幽々子様とナコさんがいる時にやりたいです。
*1 2015/10/24 妖夢ちゃんごはん日記二年目244
*2 2017/06/20 妖夢ちゃんごはん日記四年目122