2020/12/21
「妖夢、これ妖夢」
「ここに」
「縁側でお茶でもしばきたおしますわよ」
「かしこまりましたわよ」
幽々子様に最高のお誘いを頂いたのでお茶をすることにしました。
言葉遣いが合っているかは私にはわかりません。
本日のおやつ
・余り物の切れっ端クッキー
「美味しいですね」
「洋菓子もいいものねえ」
昨日幽香さんに持っていったもののあまりだそうですが、味は一級品です。*1
Y子さんにはしっかりとお礼をしなければいけません。
「少し肌寒いわねえ」
「幽々子様、紅魔館の図書館はサラマンダーさんとシルフさんのおかげで常に温かい風が流れているようです」
「あら素敵。もっと寒くなってきたらさらってきなさいな」
「わかりました」
もちろん冗談です。
幽々子様ジョークです。
「それにしても美味しいクッキーとお茶です。お茶は和菓子にも洋菓子にも合う素晴らしいものですね」
「そうねえ。……で、いつやるの?」
「はい?」
「いつさらってくるの? もうそろそろ私は限界よ。年末年始にはさらってこれるのかしら」
「……」
ジョーク、ジョークのはずです。
そのはずですが……
幽々子様の目は何か本気めいてた気がします。
その場は流しましたがまた言われたらどうしましょう。
うう……また異変になりそうです。
幽々子様、ジョークですよね?
*1 2020/12/20