2021/01/14
「だめだった」
カセさんが落胆して帰ってきました。
昨日「あれが手に入るかも」といって外のお仕事にでかけたのです。
「カセさんお疲れさまでした。お酒つぎますよ。いいですよお土産なんて。お仕事なんですもん。ねえフミタさん」
「何がー?」
「カセさんあれを手に入れられなかったみたいです。ほら昨日言ってた」*1
「あー、なんか言ってたな。まあダメだったらしゃあないじゃん」
「ふたりとも優しいね」
「そんで何買ってくる予定だったの?」
「すじこ」
「は?」
「え?」
それは話が違います。*2
本日の秘密のお酒
・焼酎のお茶割り
・焼き鳥
・ナムル
・枝豆
・一口チーズ
「え、なんでですか! もっと頑張ってくださいよ! すじこ! すじこ食べたかったです! すじこ!」
「結構探したんだけど。ごめん」
「もっと探せや! 頑張れや! 根性見せろや! なんのために外で仕事してんだお前えええええ!」
「あ?」
「なんでもないです」
フミタさんそれは言いすぎです。
「ともかく今回は無し」
「そうですかあ……残念です」
「マジ食いてえ。思い出したら食いたくなった。紫様に髪の毛上げたらもらえるとか無い?」
「そんな悪魔の代償みたいなことないです」
紫様は悪魔みたいですが悪魔ではありません。髪の毛を上げても一発ギャグに使われて終わりです。
「あーすじこ……」
「食べたかったなあ」
「今は焼き鳥で飲むべ」
すじこ、今度はいつになるのでしょう。
闇のルートでもあればいいのですが。
今年のお花見の時に幽々子様にお願いしてみることにしましょう。
すじこ……
*1 2021/01/13
*2 2020/08/19