2021/08/03
「うおお……フミタさん、私カセさんのことなめてました」
「だよなあ……見た目は良いんだけどなあ……見た目は」
「さ、行こうか」
「でも動機はキモいんだよなあ」
「そうですね……」
そこには見事にイケメンになったカセさんが居ました。
普段はしないお化粧をして普段はしない髪型にして普段はしない襟付きのお洋服を来ていました。
こんなのずるいです。
でも動機はキモいです。愛するこころちゃんのためです。*1
でもまあ気にしません。
今日はカセさんおごりの焼き肉です!
本日のメニュー
・焼き肉
~タン
良いカルビ
ロース
ホルモン
レバー
ハラミ
エリンギ
玉ねぎ
ピーマン
冷麺
「……妖夢ちゃん、どうすんのこれ」
「……とりあえず食べましょうよ」
今日はこころちゃんが居ない日でした。
カセさんは机に突っ伏しています。
髪の毛が焦げそうで怖いです。
「フミタさん、なんかカセさんに奢られるの悪い気がしてきました」
「ええのええの、くおうぜ。良いよなカセさん」
「………………もうどうにでもして」
「ほらな」
「ほらななんですかこれ。まあいいですね。せっかくですし。あ、定員さん、冷麺にお肉のせて下さい」
「お前鬼畜かよ」
「だって良いって言ったじゃないですか」
「………………もうどうでも良い」
「ほらカセさんだって」
「これは別の意味だけど……まあいいか。私ビビンバ頼むから半分食ってな」
「任せて下さい! 冷麺と交換しましょう!」
ということで焼き肉をいっぱい堪能しました!
お腹ぽんぽんです。
カセさんは水しか飲みませんでした。
やけ酒すら元気が出なかったようです。
……カセさん、なんでこんなこころちゃんジャンキーになったんでしょう。
日記見直しても最初からそうでした。*2
やっぱり幽々子様といいこころちゃんといいあの居酒屋の店員さんといい、ピンクの髪が好きなんでしょうか。*3
カセさん、元気になってほしいです。
*1 2021/07/26
*2 2015/06/24
*3 2020/08/04