2021/08/09
「妖夢、私に何か言うことがあるんじゃないの」
「わあ! え、え……」
幽々子様が新しい扇子*1
をお口にあてて急に現れました。
心臓に悪いです。
「……幽々子様、それは誘導尋問というやつでは」
「あらわかった? 妖夢も成長しているのねえ」
「そうですが……」
「で、ユーちゃんはまだなの」
「あ」
「やっぱり忘れてたのねえ」
河童の所に預けたWiiFitユーちゃんを迎えに行くのを忘れていました。*2
そろそろ迎えに行かないと河童に怒られそうです。
「明日行ってきますので」
「今日行かないのが妖夢らしいわねえ」
「だってもう夜ですし私お風呂上がりですし!」
「まあそうよねーところで良いもの持ってるわねー」
「ぎく」
ずっと手にコーヒー牛乳を持っていました。
本日秘密のおやつ
・コーヒー牛乳
「こ、これはY子さんに特別に頂いたやつでして……今日すごく暑い中お米を買いに行ったので……ごほうびとして……」
「別に奪ったりしないわよ。でもユーちゃん忘れてたバツで一口」
「………………はい」
「そ、そんな顔するなら良いわよ」
許してくれました。
幽々子様優しいです。
これは独り占めしたかったから嬉しいです。
「っぷはー!」
「美味しい?」
「ばつぐんです!」
「……妖夢は素直ねえ」
「そうですが?」
「その返答が一番妖夢」
ちょっとよくわかりませんでしたが、コーヒー牛乳を奪われなくてよかったです。
お風呂上がりのこれは、最高に最強なんです。
今日みたいにいっぱい汗をかいた日だと特にです!
美味しかったなあ……日記に書いてたらもういっぱい飲みたくなりました。
魔性の飲み物です。
*1 2021/08/05
*2 2021/07/25