2021/12/09
「さぶぶぶ」
「妖夢ちゃんそっち終わる?」
「もうすぐです」
「よし」
「そっちはどうですか」
「漫画読んでるから進んでない」
「ちょっとお!」
フミタさんと蔵の掃除をしました。
いや、私だけしていました。
「全然まだじゃないですか! ちょっとずつやらないと結局あとで慌ててやることになってカセさんに怒られるんですよ!」
「おい正論はやめろその通りそのままだから何も言えねえ」
「わかってるならやってください!」
「わかったよやるよう……」
フミタさんは作業は早いのになかなかやらないのが駄目です。
お風呂場の壁を塗ったときも人に気づかれず夜中にやっていました。*1
「おやつ出来たけどー」
「行こうぜ!」
「全然終わってないですよもう」
でもおやつなので行きます。
おやつは逃げてしまいます。
一番の優先なのです。
本日のおやつ
・おしるこ
「最高かよ」
「最高ですね」
寒い体に温まる、最高のおやつでした。
「蔵だりいな、サボっちゃおうぜ」
「だめです。今日やるようにカセさんに言われました」
「かーこれだからクソ真面目は」
「怒りますよ」
「もう怒ってるじゃん」
フミタさんはだめです。
もうなんかやる気を感じられません。
「じゃあ良いですよ私一人でやるので一人でサボってて下さい! どん!」
「そういうのは違うじゃーん」
「じゃあ何がしたいんですか」
「一緒にサボって怒ってるカセさん見ようぜ」
「最高に性格が悪いですね」
フミタさんは人としてだめでした。
ちなみにこの後雨が降ってきたので蔵の掃除は明日やることになりました。
何か腑に落ちません。
素振りでもしに行こうかと思いましたが雨でした。
もやもやしたままです。
今日はうまく眠れるかわかりません。もやもやです。もやもや。
*1 2020/07/16