2022/04/01
今日は嘘をついていい日です。
ですが特に何も思いつきません。
「妖夢ちゃん暇ー?」
「暇だす」
「うどん踏んで」
「任せてください」
特にやることも無いのでY子さんに頼まれてうどんを踏みました。
これは踏めば踏むほどコシが出て美味しくなるのです。
特に溜まってるわけではないですが、日頃の恨みを込めて踏んでやりました。
私はたいやきのように中身ぎっしりです。*1
「ありがとー」
「あと何かお手伝いは」
「特に無いかな。明日幽々子様居ないから私何もしないわよ」
「あはい」
そういうことならごはんは自分たちで用意しないとです。
カセさんに相談に行きました。
「カセさん今良いですか」
「ちょうど休憩中」
「あ、良かったです。明日幽々子様がお仕事で居ないじゃないですか。なのでY子さんも合わせておやすみするようです」
「なるほど」
「ごはんどうしましょうか」
「フミタに作らせよう」
「呼んだー?」
「あんたは良いから自分の持ち場」
「うーい」
「フミタさんってびっくりするくらい神出鬼没ですね」
「まあ明日は適当に」
「ですね」
という感じでした。
お夕飯までもう少し、私は素振りをしに修行場に行きました。
本日のメニュー
・味噌ラーメン
・もやし炒め
「あ、うどんじゃない! Y子さん嘘つきましたね!」
「ついた。だから席ついて。幽々子様」
「はーい。いただきまーす」
なんかするーっと進行しました。
せっかくの嘘なのにもったいぶらない余裕がなんか大人です。
「いやあ格好いい嘘でした。憧れます」
「妖夢」
「なんでしょう幽々子様」
「私の明日のお仕事も嘘かしら」
「本当です。明日は頑張ってください。私達は応援しています」
「してます」
「してもす」
「なんかテキトーじゃない? とくにY子さん」
「もす」
Y子さんもカセさんも私も全員応援しています。
テキトーじゃありません。
本当なので頑張って欲しいです。
応援してもす。
*1 2021/11/05