2022/07/12
 本日のおやつ
 ・みたらし団子
 ・こしあん団子
「鈴仙それ一口」
「あんたの一口でかいのよ本当に遠慮しなさいよ。あ?」
「ん、なんです?」
「早苗だ」
 鈴仙と甘味屋でお団子をしていたら早苗がやってきました。
 珍しいです。
 手をふると全速力で走ってきました。
 ここは店内です。
「ご無沙汰しております!」
「ども」
「やほ」
「お席失礼しますー。はー疲れた」
「早苗は明日のお祭り来ますよね? というか何かするんですよね?」
「里のではあんまりですよ。あいさつ回りだけで。なので一緒に回りましょう」
「回ってばかりですねえ」
「ところで咲夜さんはどうなんです? 彼女も忙しいと聞いたんですが。あ、私抹茶とあんみつ。鈴仙さんのなんですそれ」
「ごまと黒蜜ときなこと豆の塩大福だって」
「あまりにぜいたく。一口要求します」
「早苗の一口でかいのよ本当に遠慮しなさいよ」
「鈴仙それみんなに言ってるんです?」
「いやみんなそうなのよ。咲夜なんてもっとでかい」
 咲夜ならがっつり全部食べそうです。
 相手が鈴仙なら特に。
「そういえば咲夜さんなら『忙しいから絶対行く』って言ってました」*1
「なら安心ですね。そういえば妖夢さんはなんで『咲夜さん』って言ったり『咲夜』って言ったりなんです?」
「色々ありまして。なんかあれです勢いです」*2
「ノリですか」
「それです」
「私のこと鈴仙さんって言ってもいいけど」
「鈴仙」
「鈴仙」
「……まあ知ってた」
 兎鍋ちゃんじゃないだけましです。
 今日はなんかいっぱい喋りました。
 鈴仙や咲夜と二人きりだとそんなになんですが、三人寄るとなのか、早苗が原因なのか。
 ともかく明日は久しぶりに四人揃います。
 いっぱい楽しんできましょう! 幽々子様のお土産を忘れること無く!
*1 2022/06/20
*2 2018/08/30

 
  
  
  
  