2022/07/23
それは朝ごはんの時のことです。
本日のメニュー
・朝山菜そば
・シュウマイ
・卵焼き
「わあおそば。朝から良いですねおそば」
「はいじゃあ食べましょう。いただきます」
「いただきます! ずぞぞん!」
「妖夢ちゃん」
「ふぁい」
ごはんの時はだいたい幽々子様か私が喋り始めますが、今日はカセさんでした。
珍しいです。
「今日ひま?」
「修行をこなせば暇です」
「じゃあ手伝ってほしいんだけど」
「お任せ下さい。何するんです?」
「なぜかこの家は今にんにく臭い」
「……」
思い当たる所がありますが黙ってました。*1
「なので換気をしまくるので手伝って」
「わかりました」
「……」
「……」
「私のせい?」
「違う違う」
カセさんは一回もY子さんの方を見ていませんでした。
「まさか私もこんな感じになるとは思って無くて」
「まあ、全然」
「でも昨日なんかくさくてあんまり眠れなかったからお願いねカセさん」
「……」
「私のせい?」
「違う違う」
そんなお二人のやりとりをにんにくくさい幽々子様がずっと笑ってみていました。
朝ごはんを食べた後は、修行場で修行をこなしカセさんのお手伝いをしました。
白玉楼中のふすまを全部あけて昨日の服は全部お洗濯です。
大変でしたが普段しないことをするのは楽しかったです。
またにんにく食べたいですが、そんなにいっぱいじゃなくて良いです。
外に出れなくなってしまうので。
*1 2022/07/22