2023/07/11
「妖夢ちゃーん」
「はーい」
「お使いお願いできる?」
「良いですよ」
「外しぬほど暑いけど」
「大丈夫ですよこのくらい」
駄目でした。
日なたに出ると体感ぐっと暑くなりました。
まさしくしぬほど暑いです。
「ひええ夏なんてまだ本番じゃないのに」
「妖夢ちゃん里いくの?」
「はい、お使いで」
「じゃあうちも行こ」
玄関でフミタさんと合流して里に向かいました。
これでしんでも安心です。
本日のおやつ
・かき氷(メロン)
「良かったー氷出たんですね。こないだは無かったんです」*1
「そうなんか。メロン一口」
「あい。私もください」
メロンもレモンも美味しかったです。
結局冷たければ最高なんです。
「ところでフミタさんは何しに里に?」
「軽く飲もうと思ったんだけどやめだ。あつすぎる」
「……こんなお昼からですか?」
「汗水流して働く連中眺めて飲むのがええんやろが」
「最低ですね」
気持ちはわかりますが、やらないのが普通なんです。
「妖夢ちゃんも一回やったら気持ちよさわかるから」
「わからなくていいです」
本当はちょっとやりたいと思いました。
でもやったらなんか終わりだと思います。
フミタさんみたいになりたくないです。
これは悪口じゃないです。
必死の抗いなのです。
*1 2023/07/09