2023/11/16
「Y子さんが私に隠し事するわけないでしょ」
「でも実際に言ってなかったやんけ」
「なに話してるんですか」
カセさんとフミタさんがすでに出来上がっていました。
今日も秘密の飲み会は開催されています。
本日の秘密のお酒
・ウイスキーのソーダ割り
・玉子焼き
・湯豆腐
・もやしナムル
「ほら飲め妖夢ちゃん」
「あ、どもどもまいど」
「妖夢ちゃんはどう思う」
「カセさん、私来たばかりです」
「昨日、イマナさんの部屋でY子ちゃんが寝てただろ」*1
「あ、そうですね」
「カセさんがそれでキレてる」
「なんでですか」
「そんなんカセさんに聞けよ」
「キレてない。説明が無いと憤慨しているだけ」
「キレてるじゃねえか」
「キレてるじゃないですか」
「妖夢ちゃんでもわかるくらいだぞ」
「そうです私でも……どういう意味ですか」
「とっちらかるから反応すんなや」
なんか怒られました。
「Y子さんなら私の部屋に来ても良いはずじゃない妖夢ちゃん」
「まあそうですけど。昨日はウノやってて部屋にいなかったじゃないですか」
「あ、そうだろ。イマナっちなら絶対部屋にいるじゃん」
「……なるほど」
なんだか私のおかげで納得いったようです。
良かったです。
「まあ、なら仕方がない。私は忙しいし」
「ですです」
「んだんだ」
「イマナさんに取られるのは納得行かないけど」
「なんか確執あるんですかね?」
「わからん」
従者歴が長い人はいろいろあるんでしょうか。
難しいです。
そのあとはしっぽりと飲みました。
しっぽり。
*1 2023/11/15