2024/01/19
「はずれ会ももう二回目ですね。いただきます」*1
「その名前が付いてからな。おうカセさん次何にする?」
「かわらずロック。……フミタに言わなきゃいけないことがある」
カセさんはウイスキーの氷をかろんとして、口に含みました。
なんか言い方が、少し真剣です。
「な、何よヤバい系?」
「……ちょっと」
「マジかよ」
「わ、私ここにいて良いんですか」
「居たほうが良い」
カセさんはふたたび氷をかろんとして、大きく息を吹きました。
「昨日、ツシマさんと倉庫の掃除してたでしょ。妖夢ちゃんも」*2
「おうよ」
「幽々子様が褒めてた」
「マジ?」
「ツシマさん最近ちょっと忙しそうにしてたから、良い休憩になったって」
「……だろ?!」
「腑に落ちないがな!」
「おいそれは流石に嫉妬だろ」
「嫉妬だよ本来私が気づくべきだったから」
「素直になられると困る」
カセさん、もう酔っていました。
酔っていましたが本音だと思います。
「だから幽々子様からなんか良いチョコもらった」
「やったぜー……? 半分しかないが?」
「嫉妬から半分食べた」
「なんでだよ!」
「ほら妖夢ちゃん、お食べ」
「食べます!」
良いチョコ、美味しかったです。
フミタさん良い仕事をしました。
ごちそうさまでした。歯をちゃんと磨いて寝ます。
本日の秘密のお酒
・ウイスキーのソーダ割り
・チーズと枝豆のオリーブオイルがけ
・あぶらげのかりかり焼き
・なんか良いチョコ
*1 2024/01/10
*2 2024/01/18