2024/03/03
推理小説を読み終わりました。
この間紫様が来た時に読んでいたやつです。*1
最後はむつかしくて何度も読み返して理解しました。
ほけーっとしてしまいます。
「団らん中失礼するぜ!」
「……あ、フミタさん」
「なんだよ元気ねえな」
「いえ、放心していました」
「どったの?」
「これを読んでまして」
「お、クリスティじゃん」
「知ってるんですか」
「そりゃまあ」
意外です。
でもフミタさんは音楽に詳しいので、芸術関連は強いのでしょう。
「ところでほっぺどうしたんですか?」
「カセさんにぶたれた。おやつしようぜ」
「しますけど詳しく教えてください」
なんか赤くなるまでぶたれるなんて珍しいです。
ぶたれるのは珍しくないですが。
本日のメニュー
・あんバターコッペパン
「どうよ」
「一生これでいいですってくらい美味しいです」
「だろ」
「それでなんでぶたれたんですか?」
「カセさんなんかパン作ってんじゃん」
「あ、ですね」
昨日トマトパン再現挑戦すると言ってました。*2
それの練習でしょう。
私達の朝ごはんもパンでした。
「んで『パンの感想ちょうだい』って言われたけど味気ないからあんことバターぶちまけて食ってたら殴られた」
「そりゃ殴られますよそんなの」
「でも食ったから妖夢ちゃんも同罪な」
「……はかりましたね!」
「ここまでの会話で気づけよ」
思いっきり完食しちゃいました。
でもパンが美味しくないと一生これでいいですってくらい美味しくはならないと思います。
「それそのまま伝えてこい」
「もちろんです」
「あんことバターぶっかけてたってチクるけど」
「どうしてそんなに性格が悪いんですか?」
「純粋に聞くなよ流石に心がいてえよ」
気になったからです。
でもまあ、フミタさんとカセさんの仲だから許されるのでしょう。
普通だったら失礼極まりないです。
フミタさんだから、まあ許してやってもいいです。
*1 2024/02/29
*2 2024/03/02