2025/08/29
本日のメニュー
・目玉焼き丼
「幽々子様、目玉焼き丼の中身を探索中に申し訳ないのですが」
「なにこの子は忙しいのを知っていて。ほら妖夢、とんかつが出てきました」
「すごいですねこの目玉焼き丼」
目玉焼き丼の目玉焼きで蓋をしてあるその中身はY子さんしか知りません。
楽しみどんぶりなのです。
「昨日、夜中にお部屋にお邪魔したと思うのですが」*1
「あーそういえば来てたわね」
「幽々子様が鳴いたような気がしまして」
「見てカセさん梅干し」
「梅干し二個ありますよ」
「なんですって……ようし」
「あの、無視しないでください」
ちなみに梅干しは三個入ってました。
私の方が梅干し見つけるの早かったのです。
「Y子さんは聞いてないですか。幽々子様の鳴き声」
「どのくらいの時間?」
「はずれ会が一段落するくらいです」
「ぐっすりだったわ」
「ぐっすりでしたか」
Y子さんは寝るの早いです。
そのぶん朝も早いですが。
「幽々子様、鳴いてなかったらすみません。でももし不用に鳴いていたら気をつけてください」
「不用に鳴くって主人を動物扱いするんじゃありません」
「動物飼いたいです。犬とか」
「だめよ私がいるんだから」
「えー。Y子さん」
「うちにはもう幽々子様がいるでしょ」
「カセさん、犬飼いたいですよね犬」
「幽々子様より可愛いペットは居ない」
だめでした。
ペット、一回くらいは飼ってみたいです。
動物の。
動物がいいのです。
*1 2025/08/28