2026/09/16
「今年ももう終わるわね」
「ははは気が早いです幽々子様」
「あと三月とちょっとよ?」
「今年ももう終わりますね」
今年ももう終わります。
恐ろしいです。
日々が過ぎる早さというのは、弾幕ごっこ中のわたしくらいはやいです。
「はいカレーですよ」
「幽々子様、今朝は朝カレーです」
「見ればわかるわ」
「あと今年が三ヶ月であろうとも、私は今これを噛み締めて今日を生きます」
「あそう」
「すみません、突っ込みがないと本当に何も考えてないやつみたいになります」
「本当に何も考えてないやつじゃない」
「あい」
「妖夢ちゃん何盛り?」
「もりもりでお願いします」
「妖夢が考えてるのはごはんの量くらいね」
「なんの。いつももりもりなのでそれすら考えてません」
「……」
「ごめんなさい幽々子様。泣かないでください」
「……」
逆に幽々子様が泣いているのを見てカセさんは笑っていました。
我慢せずに声を出して笑ってくれたほうが私も楽なのに。
ともかく、今年も悔いのないように過ごします。
すぐなので。
日々はすぐなので。

