2015/06/29
二年目128
「こんにちは閻魔様こんにちは」
「……こんにちは」
閻魔様に出会いました。
本日のメニュー
・ソースかつ丼
・玉子と玉ねぎのおみそ汁
・きんぴらごぼう
「いただきます！」
「……いただきます」
閻魔様はたまごとじの方のかつ丼でした。
やはり閻魔様もかつ丼は好きなのでしょう。
「美味しいですね閻魔様」
「……そうですね」
「さっきからどうしたのですか？ 元気が無いようですけど」
「オフの私に嬉々として話しかけるのは貴方ぐらいです」
「そうなんですか？ もぐもぐ」
「全く貴方は」
閻魔様のお説教が始まりました。
ほいほい人についていかないこと。
もぐもぐしながら話さないこと。
色々なことをお説教されました。
それに最後に。
「あと、私は別にお昼ごはんをおごる人ではありません」
「えー？！」
「そこまで驚かれるともう何も言えないんですが」
閻魔様は諦めたようにお昼ごはんをおごってくれました。
やはり閻魔様は優しい人です。
家に帰ると幽々子様に匂いをかがれました。
そして、「早くお風呂に入ってきなさい」と言われました。
閻魔様に会った後の幽々子様は鼻がよくききます。
幽々子様はお仕事でたまに会うはずなのになんで私が閻魔様と会うと
こうも敏感に反応するのでしょうか。
謎です。
