2020/08/26
「え、お祭りあるんですか? 詳しく聞かせて下さい!」
「ぺえ、ぱぱぽぷぺぺ」
「あ、飲み込んでからで」
「ぱい」
早苗は口いっぱいに頬張っていたわらび餅はもにゅもにゅとやっています。
里のお祭りは堪能しましたが、次はどこのお祭りなのでしょう。*1
本日のおやつ
・わらび餅
「ぱぱぽぷぺぺ」
「もう口の中になにもないでしょう」
「山の上で」
「なるほど、山の夏祭りですか」
天狗餅が食べたくなりました。*2
最近食べてないです。
屋台で出てたら嬉しいです。
「じゃあ咲夜も誘って行きましょう。何日後でしたっけ」
「忘れました! まあ天狗の新聞でわかるでしょう。なにか取ってます?」
「花果子念報を少々」
早苗らしいです。
仕方ないので新聞を逐一確認するようにしましょう。
カセさんが毎日見ているので伝えなきゃ。*3
「楽しみですねえ」
「ええ、本当に」
「何着てこっかなー」
「え、鈴仙も行くんですか」
「むしろこの三人で話してて何で行かないと思ったの?」
会話に参加せずに阿呆面でお団子を頬張っていたからです。
言いませんでした。私は優しいので。
「妖夢っていつもこうなのよ。早苗も何か言ってよ」
「……」
「早苗?」
「……ルナティックエコー」
「ごふっ」
突然のルナティックエコーはずるいです。*1
わらび餅が詰まって危うく全部死ぬ所でした。
面白すぎます。
鈴仙は顔をにんじんみたいに真赤にして怒っていました。
やはり早苗は悪で面白いやつです。
夏祭り、楽しみだなあ
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