2024/01/17
「今日のおやつ、幽々子様のお土産食べましょ！」
「食べます！」
「静かに。全員分無いんだから」
「あ、すみません」
「うーすなんか特別なおやつ食いたいから来たぞー」
「ほら」
「ごめんなさい」
本日のおやつ
・缶缶に入ったクッキー
「なんともまあすごいですね！」
「妖夢ちゃん計算」
「ええと見た感じ三枚重ねで区分けが九あるので二十七割る幽々子様Ｙ子さんカセさんフミタさん私なので五枚と二枚あまりです」
「幽々子様いらんて言ってたぞ」
「四人なら六枚あまり一です」
「というかＹ子さん、私達で食べていいの？」
「ツシマノゾっちあたりには別のお土産渡したって」
「うっしじゃあ私らで分けりゃあいいんだな」
「フミタさんそっちのやつ食べてくださいよ」
「おいそれ普通にひどいぞ」
「妖夢ちゃんに賛成」
「フミタ、あっちいけ」
「泣くぞ？」
流石に可哀想なのでうちらのところで食べさせてあげることにしました。
「あまり一、じゃんけんしましょう」
「フミタも入れて？」
「カセさんもう秒読みで泣くぞ」
「まあ入れてあげましょ」
「ほらＹ子ちゃんを見習え」
「今恩売っとけば違うお土産ももらえるかもでしょ」
「前言撤回にも程があるだろ」
なんかずっと可哀想でしたけど、結局Ｙ子さんがじゃんけんを勝ち取りました。
こういうの勝つのが流石です。
クッキーは、なんかお酒の味がしてお上品でした。
Ｙ子さんのおやつもいいですが、たまにはこういうおやつも素敵です。
