2024/12/17
「女子会いくんで手伝いに来ました」
「どういう発端だよ」
「女子会ですか?!」
「出た! マジだった!」
朝から清掃組に来たら大騒ぎでした。
そういえば以前、ツシマさんにも女子会のことを伝えました*1
「ツシマから聞いてたんすよ。いいなあそういうの」
「ねーいいよねー」
「フミタさんうちら今日妖夢さんとやっていいすか」
「いいすか」
「いいんじゃね? カセさんに伝えとくわ」
「ありがとうございますフミタさん美人!」
「よっ! 美人!」
「んだよー可愛い連中やな」
「ちょろすぎやしません?」
それか後輩二人がフミタさんの扱いがうまくなっているかです。
ということで今日は後輩二人とお仕事です。
本日のおやつ
・ホットケーキ
「おおうバターが……」
「しょせんこの世はバターっすよね」
「バターっす」
「妖夢さんノゾっちの喋り方うつってますよ」
「っす」
さっきツシマさんもうつってたような気がしますが、受け入れます。
女子会についてあれこれ聞かれました。
「へー私ら外に友達いないんで」
「ノゾっちほどじゃないけど私も」
「お前仲良いの手芸屋さんだけだろそれだったらうちもよく話すわ」
「一回お茶したし」
「……うちは外に友達いないんで」
「ノゾっちは居ないんで」
「じゃあこれから作れますね。里には人間も妖怪もたっぷりで作りたい放題ですよ」
実際里の人達は幽霊がふわふわ浮いててもそんなに気にしません。
お酒とか飲んでれば特に。
「私も妖夢さんみたいに社交性があればなー」
「あればなー」
社交性はわかりませんが、辻斬りすればいいと思います。
そのくらい無鉄砲の方が案外人と話せるので。
この助言は多分役に立たなそうなので黙ってましたが。
えらい先輩です。
*1 2024/12/03