2025/02/03
朝ごはんの時のことです。
本日のメニュー
・石焼き激辛麻婆豆腐
・トマトサラダ
・たくあん
「……」
「……」
「……」
「幽々子様」
「あ、そうそう、いただきます」
幽々子様がいただきますを忘れるくらいぐつぐつしていました。
石焼きです。
石焼きなのでずっとぐつぐつしています。
「辛さじゃ足らず熱さまで限界に挑戦してきたか……」
「なにカセさん、文句？」
「ううん、嘆き」
「嘆きならしょうがないわね」
「ねえなんでみんな私を待つの？」
「こういうのは幽々子様じゃないですか」
「……これ妖夢、先にいきなさい」
「こういうのは幽々子様じゃないですか……」
Ｙ子さんに追従しました。
私も怖いんです。
「……はふ、ふ、ふ」
「ど、どうですか幽々子様」
「……ふむ、これは美味しあっ」
「あって言いましたよカセさん」
「これは久しぶりにヤバいかもしれないね」
「けらけら」
「Ｙ子さんが笑っています」
「ちょっと代表してほっぺつねっておく」
つねられてました。
幽々子様はちょっと上の方に居なくなりましたがすぐ帰ってきました。
「……生姜が効いてて美味しいわ」
「幽々子様、おくちびるが真っ赤です」
「皆もこうなるわ」
「幽々子様このドロドロの赤いのから生姜を探し当てられるのか……」
カセさんがおののいていました。
そしておくちびるが真っ赤になりました。
多分胃とかも真っ赤になっているはずです。
完食しましたが、Ｙ子さんは本当にＹ子さんです。
今日は怖い朝ごはんでした。
もちろんごはんはおかわりしましたが、あれは必須です。
紛らわすための必須のおかわりです。
