2025/02/04
部屋で背中を見ようと頑張っていると足音が聞こえてきました。
ドタドタというよりるんるんと言った感じがします。
「妖夢さん、入っていいですか!」
「ツシマさんですか、どうぞ」
「デート行きませんか?!」
「また急ですね。でも行きましょう」
「やった!」
以前言ってたやつです。*1*2
ノゾっちさんとデートしたならツシマさんともする。
なぜなら二人はマブだからです。
本日のおやつ
・三色団子
・みたらし団子
「最近、原点回帰で三色団子にハマってるんです」
「ここの美味しいですよね!」
「はい、ピンクの所食べます?」
「食べます!」
ツシマさんは終始楽しそうでした。
先輩としては嬉しい限りです。
ただ一つ聞いておかないといけないことがあります。
「ツシマさん、あの聞いてほしんですけど」
「どうしたんですか妖夢さん改まって」
「以前、ノゾっちさんとデートした日あるじゃないですか。プレゼント交換会がってやつ」
「はいはい、ノゾっちが忘れてたやつですね」
「……あの日、怒ってました?」
「え、別に……」
「あ、そうなんです?」
「ノゾっちが忘れるなんてよくありますし。なんでです?」
「いえ、なんでもないです。先輩は常に後輩に怯えてるって話です」
「ほえー」
良かったです。
私は利用されていただけじゃなかったんです。
良かった……
今度フミタさんに自慢しましょう。
後輩は私を利用しただけじゃないんだって。
本当に良かった……
*1 2025/01/22
*2 2025/01/26