2025/04/30
今日は朝ごはん交換会の日です。
Ｙ子さん、フミタさん、ノゾっちさんとのごはんです。
「な？ 言っただろノゾっちこれが本領だ」*1
「……」
「なんか食べる前なのに汗かいてきたので一枚脱いでおきます」
「妖夢ちゃんにならえ」
「っす……」
ノゾっちさんが今日は洗礼を浴びることになりました。
本日のメニュー
・激辛麻婆豆腐丼
・やさしさのトマトサラダ
「こういう時は大体いつも最初に幽々子様に食べてもらいます」
「主人が毒見とかおかしいでお前ら」
「まあ作るのＹ子さんなので」
「なら平気か。どうよノゾっち」
「匂いが痛いんすけど……」
「さあいただきましょ」
Ｙ子さんの号令でいただきます。
今日の麻婆豆腐も辛そうです。
「ノゾっちさん、私舌あります？」
「すいあえんおううあんいああいおえいあいえす」
「多分こういう事あんまり言っちゃいけないと思うんだけどＹ子ちゃんちょっと頭おかしいだろ」
「舌あります？ ねえ私の舌」
阿鼻叫喚でした。
辛すぎるとかそういう話じゃありません。
ノゾっちさんは水の入ったコップを握りしめて一点を見つめていますし、私の舌はどこかにいきました。
「あ、ちょっと辛くしすぎちゃったわねおほほ」
「本人は平気そうなんだよなあ」
「フミタさんもそうじゃないですか」
「いま唇切られても気づかないくらい感覚どっかいったがな」
苦しいけど美味しい。
これほどつらいことはありません。
なんだかんだ全員完食しました。
「これ困る所がなんか慣れてくる所なんですよ……ごちそうさまでした」
「辛いの平気とか言って申し訳ないっす……」
「どうするんですかＹ子さん後輩が自信をなくしてしまいましたよ！」
「よしよし」
「あ、よしよしずるい！」
「妖夢ちゃん、来いよ」
「全員の食器かたしますねー」
Ｙ子さんのがいいです。
フミタさんのはいりません。
ともかく、激しいごはんでした。
これの何が怖いかって、喉元すぎればというやつなんです。
また食べたいなと思ってるのが一番怖いです。
*1 2025/04/21
