2022/05/21
「Y子さん、ちょっと夕方まで里に出ますね」
「あ、出るならこれ兎鍋ちゃんとこに」
「はーい」
すっかり兎鍋ちゃんという名前が定着した鈴仙です。
あだ名があって羨ましいです。
本当に。
「行ってきます」
「なに妖夢ちゃんにやにやしてるの」
「いえ」
あだ名いいなあ鈴仙と思っていました。
本日のおやつ
・黒糖かりんとう
・きなこかりんとう
「あ、なんか来た」
「来ました。昨日のお返しです」*1
昨日鈴仙からお団子をいっぱいもらって白玉楼で文句(もちろんたまに褒めたりもします)を言いながら食べたので、その御礼です。
「どうだった?」
「白玉楼の従者全員が食べました
「なんかでっかいことになってるわね……」
「ものすごく厳しく感想くださいって言って食べてもらったんですけど聞きます?」
「……良いのだけ聞かせて」
「それだと感想ひとつかふたつになっちゃうんですけど」
「嘘でしょ?!」
「嘘です」
すぐ引っかかります。
「あ、かりんとう美味しい」
「でしょうY子さんかりんとう上手いんですよ」
「ねえ感想」
「『兎鍋ちゃんが作ったとは思えない美味しさ』と」
「どうでもいいけど呼び方」
もう白玉楼では兎鍋ちゃんになってしまったので止められません。
幽々子様が悪いです。
幽々子様が発端ですので。*2
文句は幽々子様に言ってくださいとは流石に意地悪なので言いませんでした。
いいなあ鈴仙あだ名があって。
*1 2022/05/20
*2 2017/05/24